Minolta X-7

遙か昔、私が初めて買ってもらったフィルムカメラは、Minolta X-7でした。
中学生の修学旅行に持って行き、友人や名所を夢中で撮影した思い出があります。
このカメラは、1980年発売のカメラです。
有名な女優さんがCMを務めたことで話題になりました。
Minolta X-7は、35mmフィルムカメラです。
フィルムの撮影サイズは、「36mm × 24mm」、24枚撮り・36枚撮りが一般的です。
ところで、最近のフィルムの価格高騰には、驚いています。
デジタルカメラで撮影することが普通になった現在、
フィルムの市場は縮小の方向なのは仕方がないのかもしれません。
私もフィルムで写真を撮ることはほとんどないのですが、
最近また、フィルムカメラで撮ってみたいと思っています。
フィルムで撮影するときの緊張感は、デジタルカメラとは違った感覚があります。
露出やピントが合っていないと失敗写真になりますし、
デジタルカメラのように簡単に削除することができません。
写真によっては、露出やピントが思ったとおりでなかったとしても、
それがよい味になることもあります。
一瞬に集中して撮影していた頃のことを思い出すと懐かしくなります。
初めて買ってもらった当時のカメラ本体は、手放してしまいましたが、
数年前に、もう一度手元に置いておきたくなり、中古のX-7を買い直しました。
使い方
このカメラは、絞り優先のオート露出です。
ファインダーの中に、設定したレンズの絞りに合わせて赤い点が表示されるので、
適正露出の位置になるように、絞りリングを調整して露出を合わせます。
シャッタースピードは、
1/1000、1/500,1/250,1/125,1/60,1/30,1/15,1/8,1/4,1/2,1秒です。
レンズ交換式。写真のレンズは「MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mm/F1.8」です。

露出の修整は、右側のシャッターボタンの位置にあるリングを、
リングの右上にある小さなボタンを押しながら回して行います。
+2,+1,-1,-2の修整が可能です。
Bは、バルブ撮影、Xは、フラッシュ撮影の時に使います。
左側の巻き上げノブの位置にあるリングに、
セルフタイマーとバッテリーチェック、On/Offがあります。
カラーフィルムを入れて撮影しようかと考えていたのですが、
比較的価格の安い白黒フィルムを入れて撮影してみようと思っています。
撮影の結果は、ブログで紹介できればと思います。